Rinkerを導入したらブログが重くなった...

Rinkerの商品リンクの設定を変更したらブログが重くなった...

今回はこんな疑問に対する1つの解決策を共有します!
私自身、別で運営しているキャンプ系ブログで商品リンクを貼るのにRinkerを使用しています。
先日、Rinker含め諸々の設定を変更した後、ブログへアクセスしてみるとページの表示速度が異常に遅いことに気づきました。
色々調査したところ、 どうやらRinkerが原因で重くなっていることが分かりました。
本記事ではRinkerによってブログが重くなってしまった原因と対策について共有していきます。
対象読者
- Rinkerを導入したばかりの方
- Rinkerの商品リンク設定を変更した方
- PA-APIの利用ができない状態の方
経緯
まず簡単に事の経緯からご説明していきます。
先日Rinkerを導入したのですが、商品リンクはRinkerで作成・管理するようになりました。
そのときはまだAmazonアソシエイトで売上がなく、Amazonの商品情報を取得するためのAPIであるProduct Advertising API(PA-API)が使用できない状態だったため、
商品情報の取得は楽天からして、Amazonリンクを手動で追加する形で対応していました。
導入したばかりでよく分からない部分もあったのでしばらくはこのまま運用していたのですが、この方法だと商品リンクの画像・タイトルリンクがAmazonリンクではなく楽天リンクになってしまいます。

ここはAmazonリンクにしたいところなのでその方法を色々探っていました。
色々試してみると、商品リンク設定 > リンクの種類 の設定値をAmazonにすれば画像・タイトルリンクもAmazonのものになる事がわかりました。

設定方法が分かったので、この設定を当時登録済みだった20個程度の商品リンクそれぞれに対して適用していきました。
このあたりからなんとなくブログが重いような気がしていたのですが、疲れていたのものあって気のせいだと思ってスルーしてしまっていました。
その後他の作業もして、しばらく休憩したのち改めてブログを開いてみるとページ読み込みが完了するまでに数十秒かかるほどブログが重くなっていたことに気づきました。
慌てて原因調査をし始め、直近変更した部分を片っ端から確認したところどうやらRinkerのプラグインを無効化すると軽くなるということが分かりました。
ブログが重くなった原因
Rinkerの何が原因でページ読み込みが遅くなったのか詳細に調査していくと、先程設定した 商品リンク設定 > リンクの種類 の設定値をAmazonではなく楽天にすると症状が改善することが分かりました。

動作確認を忘れていたことと、他の作業も同時にしてしまっていたことで原因の把握に若干時間がかかってしまいました...
疲れているときは休むべき...
おそらくですが、リンクの種類をAmazonにすると画像・タイトルリンクをPA-API経由で取得する仕様で、
PA-APIが使えない状態だとタイムアウトエラーが出るまで(?)読み込みを待ってしまい、結果的にページの読み込みが遅くなっていいたのかなと思います。(タイムアウトにしては時間が短い気はしますが)
対策
対策としては二通りあります。
- リンクの種類を楽天にする
- 「商品情報の再取得」をオフにする
いずれも商品情報の取得にPA-APIを使わないようにするものですが、それぞれ見ていきましょう。
対策1 : リンクの種類を楽天にする
1つ目は商品リンクごとの設定で商品リンク設定 > リンクの種類 の設定値をAmazon→楽天に変更する形です。

手間はかかりますが商品リンクの数が少なければこれでも良いと思います!
この場合はAmazonリンクの商品情報の再取得はされませんが、楽天やyahooショッピングの再取得はおそらくされます。
対策2 : 「商品情報の再取得」をオフにする
2つ目はRinker設定で「商品情報の再取得」の設定をオフにする形です。
商品情報の再取得にPA-APIを使っているようなので、その再取得をしないようにします。
気づかない間にPA-APIの利用条件を満たしていなくてページの表示速度が遅くなっていたということを避けられるので、まだAmazonアソシエイトで売上が安定していない方はこちらの対策方法の方がおすすめです。
PA-APIが利用できる状態であっても商品リンクをたくさん貼ったページでは表示速度の低下が起こるのですが、この対策方法だとそれも防げます!
この対策方法だと、定期的に手動で再取得をする手間はかかりますのでその辺はご自身で天秤にかけて判断してください。
設定方法はRinker設定 > 基本設定 > 商品情報の再取得 の設定で「再取得をしない」にチェックを入れます。


対策後、改めて1つだけリンクの種類をAmazonにしてみると数秒読み込みが遅くなったので、
20個分と考えれば読み込みに数十秒かかるほど重くなったのも納得です。
まとめ
今回はRinkerの導入・設定変更後にブログが重くなったときの原因と対策について共有してきました。
まとめると、
原因 | 対策 |
---|---|
PA-APIが利用できない状態で 商品リンク設定 > リンクの種類をAmazonに設定していた | 商品リンク設定 > リンクの種類 の設定値をAmazon→楽天に変更する |
最後までお読みいただきありがとうございました!